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高齢者の誤嚥防止、飲料にとろみの自販機 介護の負担軽減

のみ込む(嚥下(えんげ))機能が低下した高齢者などのために飲料にとろみを付けるカップ式自動販売機を、医療介護補助食品製造のニュートリー(三重県四日市市)と自販機運営・管理のアペックス(愛知県大府市)が共同開発した。介護現場では誤嚥や窒息防止のため手作業で飲料にとろみを付けているが、この自販機を導入すれば負担を軽減できるとしている。

開発した自販機は、医療機関で使われている専用のとろみ材を使用し、撹拌(かくはん)作業を自動化。嚥下機能に応じて▽うすい▽中間▽濃いの3段階のとろみを選択できる。温度や原材料によってとろみにむらができないよう、大学など研究機関の協力を受け、約2年かけて開発した。

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