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デイサービスの事故はなぜ起こるのか

デイサービス送迎事故はなぜ起きるのか

2023年4月25日、群馬県太田市の国道17号交差点で、デイサービスの送迎用ワゴン車と大型トラックの衝突事故がありました。この事故で送迎用ワゴン車に乗っていた男女3人が亡くなっています。3人はいずれもデイサービス利用者で、運転していた介護職員も重傷を負いました。

また2023年3月30日には、愛知県稲沢市でデイサービス送迎車と乗用車の衝突事故があり、80代の男性パート職員が亡くなっています。

デイサービス送迎事故は、なぜ発生するのでしょうか

讀賣新聞オンラインのデータから見る送迎車の事故状況
デイサービス送迎事故が後を絶ちません。
讀賣新聞オンライン九州版のデータ(2023年2月15日分)によると、2019年4月~2023年2月まで介護施設送迎車による死亡事故が8件あり、11人が亡くなっています。

詳しくは、こちらをご覧ください。
介護送迎車、絶えぬ事故…ドライバー不足で職員が業務を兼務、運転時に様子確認も

 

デイサービス送迎事故に関する現状

デイサービス送迎車両による自動車事故に関しては、全国的な統計はありません。一番近いものとして考えられるのが、2018年12月~2019年2月に一般社団法人日本社会福祉学会が行った調査です。全国の認知症対応型デイサービス235件を対象にしており、有効回答数は81件でした。

調査結果から一部抜粋してご紹介します。

37%の事業所で1件以上の交通事故が発生していた
専属運転員がいない事業所が65%
77.8%の事業所において交通事故対応マニュアルがある
1人で送迎対応をしている事業所が55.6%
送迎車運転者の年齢は20~76歳
交通事故防止に向けた取り組みを行っている事業所の割合は56.8%

認知症対応型デイサービスにおける送迎車の交通事故の実状

送迎事故防止は事業所全体での取り組みが必要

デイサービス送迎は普通自動車第1種運転免許があれば可能ですが、利用者の命を預かる大きな責任があります。今回ご紹介した事例や調査結果から見ても、運転手自身が高齢者という現状も見受けられました。介護職員が運転手を兼任していることも多く、疲労が積み重なった中で運転している状況が推測されます。事故防止は個人の問題にとどまりません。事業所全体で取り組むべき課題と言えるでしょう。

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